


催事事業
「北海道フェアーのバイヤーさんに代わっていただけませんか?」各百貨店の大代表の電話番号だけを頼りに、レブニーズの催事スタッフは電話で百貨店催事の出店を打診していました。アポイントが取れれば出張し、礼文島の魅力をひたすら説明。商品ではなく、本当に礼文島や北海道について熱く説明する日々でした。
催事事業が始まった当時、全国の百貨店では北海道フェアーが各地で開催されていました。島の人、礼文島を多くの人に知ってもらうチャンス。レブニーズをメジャーにするという志のもと、多くの百貨店でサーモン昆布重ね巻や礼文島の生ウニが店頭に並びました。
東京都内の百貨店ではこんなことがありました。焼きたての殻付きウニにゴミが入っているとお客様から問い合わせをいただき、確認してみると、なんとそれはウニが食べた利尻昆布。利尻昆布を食べて育ったウニだからこそ美味しいのに、そのことが伝わっていない。スタッフはお客様に理由を説明しながら、多くのお客様に産地の様子をもっと伝えていく必要があることを痛感しました。
数年が経ち、気づけば全国の百貨店に出店できる体制に成長しました。これからも百貨店や野外イベントを通じて、お客様に北海道、礼文島の魅力を広めていきます。
全国の物産展で売れている商品とその理由を現地で調査してほしい。
北海道の素材を使った新しいお弁当を開発してほしい。
北海道を知ってもらうために最適な、期間限定の出店先を探してほしい。
礼文島、催事、法人営業と様々な部署を経験してきましたが、やはり創業者の思い入れがある礼文島での販売では難しかったことが多かったです。
わざわざ礼文島までいらっしゃるお客様に対して、どういう対応をしたら喜んでいただけるのか。どんな商品を仕入れ、どこに配置すべきか。働くスタッフは季節アルバイトさんが多いため、どうやってモチベーションを高めて働いてもらうか。同時に新入社員が最初に配属されるため、その教育も行う必要がありました。
多くのことを高い品質で行うことは大変ですが、自分自身の成長と会社の成長がリンクするため、とてもやりがいのある仕事です。
できないこと、やったことのないことに対してチャンスと捉え、前向きに進められる人と一緒に働きたいです。
自分は会社を設立したばかりのレブニーズに新卒で入社し、ベンチャー企業ならではの様々な課題に直面してきました。人も商品もお金もない中で、どうやったら成果が勝ち取れるのか。気合と根性だけではどうにもならないため、考え付く施策を何度も試し、少しずつ形にしてきました。これからも粘り強く、多くの方々と一緒に会社づくりをしていきたいです。