北海道プロデュースカンパニーの実現。これが当社の考えるビジョンです。これを最も具現化させる推進力となるのが、営業部 商品課の位置づけです。
北海道は海産物以外にも、農畜産、スイーツ、乳製品など食材が豊富な地域。179の市町村がありますが、それぞれの地域で特産品が存在します。レブニーズが実現したいことは、その地域に埋もれている商品をリ・デザインし、世の中にプロデュースすること。また、それぞれの地域の食材を掛け合わせ、新たな魅力を作ること。北海道というブランドに決してあぐらをかくことなく、本当に素材の良い商品を、お買い上げいただいたお客様がその産地の息吹や生産者の思いを感じられるものに育てること。洗練されたパッケージから、しなやかな力強さを感じられる商品を作る。単に売れているものを仕入れるのではなく、1から開発していくことこそがこの仕事の醍醐味です。
レブニーズの店舗がある礼文島や新千歳空港では、北海道に来たら誰もが買う有名なお菓子は販売していません。もちろん販売を開始すればきっと売れるでしょう。お客様も喜ぶかもしれません。しかし、それは私たちの考え方には合致しません。私たちレブニーズが大切にしているのは、自分たちが心から惚れ込んだ商品や、一年で一番美味しい旬の商品を、食べ方まで指定して、本当の美味しさや価値を知っていただくことなのです。
商品課には商品開発・設計と新規仕入れ業務があります。商品開発にはマーケティング力が非常に重要。他社で売れているものをそのまま導入するのではなく、なぜそれが売れているのか背景を分析することが重要。ネットで売れているものであればその商品レビューを読み、お客様がどこに興味を持っているのかを分析。ニーズを把握し、北海道原料を使用し、より高品質な商品にするために、知恵を絞ります。
また、新規仕入れの場合は生産者の方がどこにこだわっているのかを産地に赴き、把握します。生産者の方はそれぞれにこだわりがあり、それをお客様に伝える義務が私たちレブニーズにはあります。どういう製法で生産しているのか、そもそもなぜその事業を起こすことになったのか。生産者の考え、想いを私たちが直接聞き、それをWebページや紙面、接客に落としていく。
美味しいということを大前提とし、共感する、応援したくなるようにストーリーを紡いでいく。商品にストーリーと表情を与え、パッケージで施してあげる。1つ1つ確実に作り上げていくブランドの根底は、お客様に生産者の想いを届け、信頼をつくっていくことなのです。