礼文島本店
礼文島の最北に位置するスコトン岬。創業者の先祖が商売を始めたのは明治初期の頃と言われています。その後礼文島は国立公園に認定され、年間500台以上の観光バスが訪れる観光地となりました。そのスコトン岬で創業者がお土産を販売していたのは今から15年以上前のこと。当時はまだ小さなお店で、礼文島で採れる生ウニや昆布を中心に販売していました。
生ウニは剥き身である原料を仕入れ、自分たちで加工。もちろん加工の方法はわからず、製造業の免許もありません。お客様に島の味覚を味わってほしい。純粋な想いは行動に変わります。塩水ウニを作っているメーカーさんがいれば訪問し、保健所から施設の改修指示を受ければ、どうにかしてそれを具現化。1つずつ販売の実現に向けて進んでいました。
その後、礼文島本店の改築に着手。販売スペースの拡張とともに、店内に飲食スペースを設けるお店に。それに伴い、店舗の材質や照明、店内レイアウトを立案し、設計会社や工事関係者との打ち合わせ。お客様が利用する机や椅子、食器等の備品なども1から考え、設計していきました。
礼文島にお越しになったお客様にとって、一生の思い出になるような素敵な空間をしつらえ、楽しんでいただきたい。お買い物や海鮮丼をお召し上がりいただくことで、お客様に喜んでいただけるよう、これからも礼文島の魅力を伝えていきます。